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  • 執筆者の写真matsuzo.m

夏の終わり



 暑さ寒さも彼岸まで、と言われるとおり最近は蒸し暑さもおさまって過ごしやすくなりました。

 ブログの更新も随分と時間が空いてしまいましたが、今回は9月をふり返って記事を書いてみたいと思います。


 私たちスタジオワイルドローズにとって、9月はいつにも増して熱い日々が続いた季節でした。


 CEDEC2019にはじまり、東京ゲームショウ、ゴッタマゼイヤーのリリース、それに敬愛するアニメーション界の巨匠、高畑勲監督の軌跡をたどった高畑勲展と、実に様々なイベントが目白押しでした。


 みなさんも仕事で忙しい毎日を送っていると思いますが、うちでは月に一度は何かしら外からの刺激を吸収するための充電活動を推奨しています。普段はもっぱら映画を見たり美術館へ行ったりするぐらいが、今月は先にも述べた通り盛り沢山の行事でとても楽しい一ヶ月になりました。


 今年のCEDECは前日に横浜で記録的な豪雨があったものの、開催日からは天候にも恵まれ最後まで多くのセッションを見ることができました。iPadを使った自由なイラスト製作手法や外国人クリエイターの方々が語る開発話は、まんまは無理でも見習って実践できそうな部分がいっぱいありました。


 東京ゲームショウは残念ながら都合が付かず行くことができかなかったのですが、私たちが携わったLINE ゴッタマゼイヤーの試遊が行われていたみたいで、少しでも多くの方に遊んでもらえたらと考えていました。


 そして、あれよあれよと言う間に9月も後半になり、終わっちゃう前に何としても行かなければ! と、東京国立近代美術館で開催されいている高畑勲展を見に行きました。

 平日でもなかなかの混み具合で、最後まで見終わった頃には四時間近く過ぎていました。


 twitterでつぶやいている方も多いですが、展示内容は非常に濃く、すごく感動して満足して、何か申し訳ない気持ちにもなりました。申し訳ないってのは、好きなことを仕事にする大変さや、それに真摯に取り組む姿勢など、自分も今まで以上に頑張らないとなって言う気持ちです。


 そうそう、印象に残ったのが、「太陽の王子ホルスの大冒険」のアイデアが記されたノートの中に宮崎駿監督が書いたものもあって、主人公のホルスをパズー、ヒルダをシータって名前にしてあったんです。駿監督はこの頃からラピュタの二人の名前を温めていたんだなって知ることができてニンマリしました。


 高畑勲展は来週末の10/6(日)までやっていますので、時間のある方はぜひ行ってみてください。心からお勧めします。


 それでは長くなりましたが、今日はこの辺で。

 過ぎゆく夏を見送り、芸術と食欲の秋を迎えましょう。


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